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サ高住の囲い込みを助長するケアマネに罰則規定?

高齢者住宅の「囲い込み」厚労省が監視強化でケアマネ虐め

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 厚生労働省は10月にも、見守り付き高齢者向け住宅の入居者に過剰な介護サービスを使わせて利益をあげる「囲い込み」と呼ばれる不適切な行為を見つけ出す仕組みを導入する。

介護の利用記録を解析して問題のあるケースを特定し、自治体の立ち入り調査や是正指導などにつなげる。

不必要な介護を減らし、介護保険制度の財政悪化を防ぐ。

 厚労省が監視を強化するのは、高齢者住まい法に基づき設置され、全国で約26万人の高齢者らが暮らす民間の賃貸住宅「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」。

安い家賃で集めた入居者を、サ高住に併設する自社のデイサービスに毎日通わせるなど、介護報酬で利益を過度に得る事業者の存在が指摘されている。

 こうした事業者は、入居者の受ける介護の計画作りを担うケアマネジャーの事業所も自社で設立。

要介護度に応じて決まる上限額までサービスを使わせる計画の作成を促すという。

 囲い込みは過剰な介護につながりやすく、高齢者住まい法の基本方針などで行わないよう求めている。

 厚労省は囲い込みの発見に向け、要介護者が利用した事業所やサービスの種類、回数などの情報を網羅した介護給付適正化システムを改修する。

「毎月の限度額の9割以上を使っている」などの条件で、問題のある介護計画を抽出し、囲い込みに協力するケアマネ事業所を特定できるようにする。

 ケアマネには、要介護者の立場に立って公正かつ誠実に業務を行う義務がある。

囲い込みは入居者の自己負担(原則1割)が増える要因にもなるため、自治体は問題のあるケアマネ事業所に対し、介護保険法に基づく監査や報酬の返還命令などを行う。

都道府県とも連携し、囲い込みが疑われるサ高住の運営事業者に対する立ち入り調査や、是正指導につなげる。

 

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サ高住の囲い込み防止?囲い込む前提で建築補助金が出ているのに?

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今回のお話を要約すると

サ高住に住んでいる利用者さんに対して介護保険を悪用し、介護保険を貪っている実態がある。

介護保険を使わせているケアマネが悪だ。そのケアマネ事務所に制裁を与える取り組みを作ります。

これで囲い込みを抑制して、国がかかる介護保険料を安くするするぞー。 

というのが今回のお話ですね。
 

ケアマネ介護福祉士的には何をいまさら?という感じですが…。

囲い込みが前提でできたサービス付き高齢者住宅の成り立ちを振り返っていきましょう。

サービス付き高齢者向け住宅国土交通省の管轄。

介護保険制度に関しては厚生労働省管理。

サービス付き高齢者住宅はなんと国土交通省の管理なんです。

不思議ですよね?

サ高住は特別養護老人ホームと違って、厚生労働省ではなく国土交通省からがっつり補助金が出て、建築されている建物になります。

そんな法制度的なところはいいからって?

そうですね…。

所管長が違う話は介護福祉士試験や、ケアマネ試験を受ける人しか関係ないですもんね…。

そもそもサービス付き高齢者住宅とは?ただの高級アパート。 

サービス付き高齢者住宅とは老人ホームと違って、基本的にはただの高級アパートです。

老人ホームは介護保険で賄いますので要介護度3以上が基本的な入居要件。

介護保険で賄うという事は私たちの税金が投入されています。

普通のアパートと違って高齢者向けに建物や設備の配置が決められているだけ…。

基本的にはアパート。

これがこの先の大前提になるのでよく覚えていてください。

 

普通のアパートと何が違うかというと、サービス付き高齢者住宅とは事務室(コンシェルジュ)があり、食事の提供が切れ目なく提供できる体制で、バリアフリー環境下で借主が許可すれば安否サービスを行えるところです。

 

つまりただの老人向けアパート…。

普通の人には必要のないであろう見守りサービスやバリアフリーコンシェルジュが義務化されています。

 

ではなぜ囲い込みが問題になっている?

モチロン高齢者向けのアパートですし、実情としてはすでに介護が必要な人が契約されます。

介護が必要でないなら普通のアパートでも十分生活できちゃいますからね…。

介護が必要という事は、介護保険制度の出番です。

 

自社サービスを使うのが当たり前だから。

サービス付き高齢者住宅の95%くらい。むしろほぼすべてが訪問介護通所介護の事業所を堂々と併設、もしくは関連会社として運営しています。

大手さんだと、福祉用具訪問看護

高級路線のサ高住さんだと病院まであったりします。

サービス付き高齢者住宅に入るという事は、そこの介護サービスを使う事が大前提になります。

 

モチロン法制度上、どこの事業所を使ってもいいことにはなっていますが、そんなわけにはいかないのが実態です。

ちなみにサ高住に入って、そこの介護サービスを使わずに生活するのは介護が必要なればなるほど難しくなってきます。

ちなみにケアマネ介護福祉士的に、サ高住の囲い込みを本気で防止したら、サ高住は高級な路線のサービスしか残らず、介護ではなく、家政婦さんが常駐する感じになりますかね?

 

囲い込まれないといけない理由は?利用者さんにもメリットがある。

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皆さん介護の手が必要でサービス付き高齢者住宅を契約されます。

 

あくまでアパートを借りて、そこに住んでいるだけ…。

ヘルパーさんがあなたの借りている部屋に来て、オムツ交換やトイレのお世話をしてくれます。

モチロンホームヘルパーさんは指定した時間にしか来ませんし、その中で行えることをやって帰ります。

 

サービス付き高齢者住宅のヘルパーさんと契約していなければ

『急にトイレに行きたくなった。』なんてときにお手伝いしてもらえません。

施設の中を回っている職員さんはあくまでも契約していないホームヘルパー事業所のスタッフであり、アナタの召使いでもなければ家政婦でもない。

契約もしていないので、何一つ手伝う事はありません。

 

すぐそばにいるスタッフは町ですれ違うデイサービスの車のようなものです。

契約していなければあなたを乗せてどこかへ連れて行ってくれることもありません。

それと同じようボランティアではありませんからサ高住のスタッフが契約されていない人のお手伝いはしません…。

ですが、契約している利用者さんが困っている中、

『訪問の時間ではないので…。』

という理由で支援をしないヘルパーさんはそうそう居ないでしょう…。

また、ご近所づきあいにも大きく影響をしてきます。

だって、アパートに住んでいる皆さんが同じデイサービスに行く。

たとえて言うなら、団地妻全員で近くのランチへ行くのに、アナタだけ同じ値段だったらこっちの方がいいと一人違う所でランチをしているようなものです。

 

もともと一人で生きていくと決めている人や、昔から通っていたお店とかであれば話は別なのでしょうけれど、団地全員で同じ店に行く中で自分だけ違う所には行きづらいですよね?

多少の不満や何か思う所があったとしても、みんなで同じところに通うのが日本人ですよね…。

 

つまり、利用者さんとしても、囲い込まれている中に飛び込む前提でそこに入居しているわけです。

むしろサ高住併設のサービスを使わずに生活ができるのであればわざわざ割高なサ高住という名のアパートに入らず生活をした方が楽しく過ごせるでしょう。
 

囲い込みの諸悪はケアマネという横暴…。

今回厚生労働省は『介護サービスの提供を決めるケアマネが囲い込みを助長している。限度額いっぱいまで使おうとしているのは明らかに不正だ。基準額の9割以上使ってサ高住で生活している人のプランを洗い出してやる。』

『そんなプランを作っているケアマネ事務所は粛清だ!!』

との事です。

ほうほう…。

つまりそんなプランを作るケアマネが悪いと…。

 

じゃあケアマネがこの介護保険を若干悪用したようなシステムをすっぱり辞めたとしましょう。

そうすれば介護費が抑制されて国は余計なお金を払わなくてすむでしょう…。

ただ、そうなれば特別養護老人ホームには入れないけど、家での生活は絶対に無理という人がサ高住の閉鎖により行き場を失うでしょう。

タダの割高な老人向けの回転数が早くて安定的に運営できないアパート…。

支払いも怪しい…。そうなれば誰も運営しません。

今のサ高住は、介護サービスを提供し、国からお金をもらっているため介護保険分はとりっぱぐれることがなく、ある程度安定した経営が行えています。

この報酬が無くなるのであれば、アパートとしては回転率が速く、年間で100%部屋が埋まるという事は無いでしょう…。

 

ただのアパート全体事故物件な上に、コンシェルジュ認知症を患っている利用者さんの事を必死に止める図が容易に想像が付きますね…。

 

あっという間に介護崩壊の完成です。

 

本当にケアマネが悪いと思うなら公務員化してください。

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ケアマネだって、ただの会社員です。

特にサ高住が運営するケアマネ事務所の人間が、サ高住の利用者さん全員を外部のデイサービスに通うようなプランを作ってみてください。

即解雇でも仕方ないでしょう。

トヨタの営業社員が顧客全員に日産の車を買うように勧めて買わせるのと一緒です。

クビでも仕方ないですよね?

 

本当に適正なケアマネジメントを要求するのであればケアマネを公務員化する以外ないでしょう。

 

私、ケアマネ介護福祉士ですら、自分の病院に併設されるデイケア訪問看護に仕事をお願いします。

だって、私会社員ですもの…。

 

外部ケアマネを入れいてるサ高住は既にヤバい…

サ高住に併設されているケアマネの多くは一人…。

何故ならケアマネ一人につき、40人まで担当できる…。

よほど大きなサ高住でない限りケアマネは一人で十分です。

ただ、ケアマネ事務所は4人以上いないと採算が取れない所が多いです。

 

という事は、サ高住にとってケアマネ事務所はただの赤字部門確定…。

最近の流行りは赤字部門を潰して、採算の取れているケアマネ事務所に利用者さんのマネジメントをお願いすることが多いです。

 

国から『9割介護保険使うなら粛清』というのを本気で発動した場合、外部のケアマネは9割以内にサービスを留めるでしょう。

サ高住さんが納得いかないとなれば、ケアマネは

『だったら他の人にお願いしてください。』

となるでしょう…。

 

でも、誰一人引き受けないかもしれませんね…。

そうなればケアマネ不在になった利用者さんは自分でケアプランを作る…。

つまりセルフプランを作らなければならなくなります。

利用者さんに大きな負担がかかりますし、それこそサ高住の言いなりに作って、不正請求の温床になったり、家族が必要以下の介護サービスしか望まない等のトラブルまみれになるでしょう…。

そうなればやってられないですよね…。

 

ケアマネ介護福祉士的にこの法案はいつから実現するのだろう?

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次の法改正…。

つまり2年後に出てくるんですかね?

今回の法改正には間に合わなかったけど、2年後にはやるんですかね?

これが本当に施行された場合、サ高住の利用者さんを受け入れるケアマネがいなくなりますね…。

やってられないなあ…。

本当にこういうケアマネいじめをしても根本的に解決しないしな…。

ホントケアマネを公務員化するとか、とんでもないほど報酬を引き上げて、独立しやすい状況を作っていかないと無理ですね。

報酬的にデイや、ヘルパーを自分の事業所に仕事を回すことで間接的にお金を儲けて自分の給料を稼ぎ出しているんですから…。

 

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