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「奴隷ではない」離職という介護職員反乱…老人ホームの実態を読んだ

「奴隷ではない」離職という介護職員の反乱…老人ホームの実態という飛ばし記事を読んでみた。

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私の過去記事はコチラ 

 

毎度おなじみ小嶋 勝利さんのヤフー掲載記事について

見出しがショッキングで、中を覗くと描いている人は毎回同じ…。

ホントこの人の見出しを付ける技術と中身のギャップにやられてしまう毎度おなじみになっている方の記事を引用しつつ、本当なのかを考察していきます。

 

 

親を老人ホームに入居させるとして、まず第一歩として何を理解しておけばいいのでしょうか。

 

という切り口からどう介護職員の辞める本当の理由にたどり着くのでしょうか…。

 

老人ホームの裏の裏まで知り尽くす第一人者が、親を老人ホームに入れようと思った時に「知っておきたい選び方、探し方」を明らかにします。

 ほうほう…。

裏の裏まで知り尽くしている…。


介護職員が辞める本当の理由を知ろう

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介護業界はサービス業?

現在、事業者をはじめとする多くの関係者が、介護保険事業は「サービス業」であると言っていますが、本当に今の状態で、商売というくくりで区分してしまっていいのでしょうか?

 私が理解をしているサービス業とは、相手のためによかれと考え努力を惜しまない行動、そしてそのような努力の結果が必ず成果をもたらし、最終的には売上や利益をもたらしてくれるというものです。

つまり、相手のことを真剣に考え、愚直に行動すれば企業の売上は増えていく可能性が高いし、それがわかっているから努力もするし、考えることもしなければならないということです。

 

 

 介護業界がサービス業かどうかは賛否両論分かれるでしょう…。

じゃあ医療も障害もサービス業でしょうし、ケアマネ介護福祉士的にはこの世の全てがサービス業チックな考え方を持たなければ商売として成り立たないのかもしれないと思ってしまいますが…。

 

介護業界は努力をすると収入が下がる?

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しかし、今の介護保険制度では、このような努力をすると売上が下がってしまうという事実にぶち当たります。

つまり、現行の介護保険制度の中で売上を増やすには、入居者の状態を少しでも悪くした上で、悪い状態を長く維持していくことになります。 多くの事業者は、そのような行動をとってはいません。

経営者自ら、入居者の介護度を改善させなさいと言っている企業も少なくありません。

その結果待っているものは老人ホームの売上の低下なのです。 私も、老人ホーム事業者に対するセミナーでは、老人ホームの場合は入居者の要介護度バランスが重要だと話をしています。

つまり、全入居者の中に占める要介護5の入居者は何%がいいのか?という話です。

 

本当に収入が下がるの?

 

特別養護老人ホームや、デイサービス等の福祉サービスは介護度によって料金が違います。

もちろん介護度1の軽度者よりも介護度5のより介護度の高い方の方が料金が高いです。

なので、介護職員さんが必死に自立支援を促し、利用者さんを元気に自分自身で出来る事が増えれば増えるほど結果的に収入が確実においていくシステムでした。

ここで重要なのは『でした』という過去形になる事…。

来年からは元気にした分の報酬がもらえる仕組みになってきつつあります。

どのくらい報酬がもらえるかはまだ春頃まで不明ですが、ようやく国も『自立支援』に向けて動き始めたのでしょう。

詳しくはコチラ⇓⇓

 

keamanekaigo.hatenablog.com

keamanekaigo.hatenablog.com

   

ゴールデンバランスって何?

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そして、一番収益状態がよい入居者バランスをゴールデンバランスと称して、そのゴールデンバランスを目指してホーム入居者の要介護度を揃えていく努力をしなければならない、と論じています。

なぜなら、実態から考えた場合、介護保険事業はボランティアでも社会貢献でもなく、単なる収益事業だからです。

そろそろ、介護保険事業の在り方について再検討をしなければならないタイミングにきているのではないでしょうか。

このことを詳しく論じることは、本書の目的から逸脱しますので、多くを語ることはできませんが、私は、今の介護保険事業をビジネスとして健全に発展させていくのであれば、介護保険報酬を大幅に引き下げて、その代わり介護に対する料金を事業者が自由に設定できるようにするべきだと思います。

当然、これを断行すれば、今のような比較的低料金で老人ホームに入居することが不可能になり、多くの介護難民が出現すると考えます。

だとすれば、介護保険事業をビジネスとして発展させること自体に無理があるのではないかと思っています。

 

特養にゴールデンバランスは無い

この記事に関して間違いは二点。

一つは⇧⇧で記述させていただいた自立支援を促すと収入が下がるというシステムが変わらないような記述。

そしてもう一つはコチラのゴールデンバランスを施設は意識して保たないと経営が成り立たないというところ。

 

基本的に特養は入居の優先順位を点数化し、公平性を保たなければなりません。

何故なら補助金が大量に入っている半分公益事業状態だから。

利用者さんを意図的に選別してはならず、公平に点数化して入居を進めていかなければならないからです。

 

つまり、施設が要介護度5ばかりで、ご逝去が多く次々ベッドが空くため空室の日が多い。

だから点数が高い要介護5の人を入居させずに、点数は低いけど、要介護3の人を優先的に入れて、ベッドの空きを少なくしよう…。

こんなことは一応許されない規定になっています。

 

有料老人ホームやサ高住にこの規定は当てはまらないので、

『この利用者さんはお金を払えそうにないからやめよう。この利用者さんは自費サービスも使っていっぱいお金落としてくれそうだから優先的に入れよう。』

が可能ですが、特別養護老人ホームは許されないので、

比較的安価な費用で入れる特別養護老人ホームは利用者さんの選別をできない以上そういう事にはなりません。

 

しかも、特別養護老人ホームは

『費用を払えそうにないから、身元引受人がいないから』

という理由で入居を断ってはいけない。

と明記されていますので、この記事に関して、大きな間違いとなっていますので訂正させていただきます。

 
理想に燃えて介護職員になったが…

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話を職員の問題に戻します。

今の介護職員がいないという現状は、“我々は奴隷ではない”という介護職員の反乱だと思っています。

 

理想に燃えて介護職員になった者も存在していますが、彼らの理想は、現実にいきなり身を置くことで、いとも簡単に崩れてしまい、その結果、退職となっていきます。

老人ホームの運営事業者が、理想だけではなく現実についても入職時にしっかりと教育をしておけば、介護職員の心構えに少しは余裕ができ、思考を止めずに仕事を継続していくことができるはずです。

 

介護保険事業で介護職員が辞める本当の理由。

 

それは、介護職員がやりたい介護ができない環境で強制労働をさせられているからにほかなりません。

ちなみに、やりたい介護とは、自身が学び、よかれと考えている介護です。 私は、それを「流派」と呼んでいるのです。

そして、その「流派」は、ホームの運営に生かすべきものなのに、実際はホームとの対立軸になってしまっています。

ここが問題だと、私は考えています。

人は誰しも、自分のやりたいことや自分が考えている正しいことと自分の仕事が合致していれば、仕事に対するストレスはなくなるはずです。 

 

施設の運営状況やシステムを理解するのは必要?

コレはケアマネ介護福祉士的に必要だと思います。

どのように会社が儲けて、どのように会社からお給料が出ているのか?

今は当たり前になった処遇改善交付金の仕組み。

この辺はしっかり教えるべきだと思います。

 

今でもSNSでは

『処遇改善を会社からかすめ取られている。直接支給するべき』

というのを見ますが、一律給付ならそれでいいと思いますが、処遇改善交付金は施設の教育体制や、施設が決める職員の能力評価によって給付額が変わります。

それを国で管理して、一律給付なんかにしたらいつ職員の手元にお金が入ってくるかわからないし、システムが複雑化して全国の事業所が申請しなくなるかもしれません。

 

よほど、介護職員を準公務員化して一律給料を払う方が早いかもしれないです…。

 

普通の職種で自分の給料がどのように入ってくるかを理解しないまま働ける職業は少ないでしょう…。

やや複雑化されたお金の流れではありますが、働く前にしっかりと勉強した方がいいですし、しっかりと理解すれば会社が処遇改善をかすめ取っているなんて発言にはならないからです。

 

まあ現実問題そんな時間がないくらい職員不足で大変だというのもわかりますが…。

 

やりたい介護が出来ないから辞めていくの?

キラキラ介護士にありがちなコメントなのかもしれないですが、ケアマネ介護福祉士的には

『やりたい介護?一番言ってはいけない発言ね。』

という感じです。

 

介護というのは

『トータルケア』

なので、介護職員が勝手に方針を決めていいものではないです。

やりたい介護って介護職員の自己満足なので…。

トータルケアを無視した介護は自分の家族にだけやってあげてください。

 

ご飯を上手く食べられない利用者さんに家族さんが持ってきたオヤツを介護職員さんが摂取介助。

 

本人が食べたいと思っているのか?(本人)

家族はどう思っているのか?(家族)

食べられる能力はあるのか?(言語聴覚士or看護師)

食べるものの栄養素的に問題はないのか?(栄養士)

食べたことによって夕飯が食べられなくても問題ないのか?(栄養士)

衛生的に問題はないのか(栄養士)

そもそも持ち込みを承認しているのか(施設対応)

介助して窒息した場合の了承は取れているのか(施設対応)

 

と、一瞬で考えつくだけでもこれほどの問題が出てくる可能性があります。

 

嚥下に問題がある人が食べたいというから食べさせて窒息。

責任はだれがとるのか?

やりたい介護をやるという事は、一見すると他の意見を潰すことになります。

 

通常の介護は、本人の意向を元に、全員で検討し、可能な事を検討する。

危険の伴う事は了解、同意を得る。

リスクマネジメントとして許容できない事由に関しては説明し、納得してもらう。

 

コレが介護です。

勝手に決めていい事は殆どありません…。

 

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