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ノーリフティングケア、介護報酬で評価 給料増えて腰痛予防?

ノーリフティングケア、介護報酬で評価 給料増えて腰痛予防?

 

厚生労働省は来年4月に控える次の介護報酬改定で、利用者を抱え上げないノーリフティングケアに取り組む事業所を評価する検討に入った。

介護職の腰痛を防ぐ効果があり、業務負担の軽減や職場への定着につながるとみている。報酬上のインセンティブを新たに設け、実践する現場を更に増やしていきたい考えだ。

基本的に利用者を抱え上げない、引きずらない安全な介助の方法。それがノーリフティングケアだ。介護職の力のみに任せた移乗をなるべく避け、個々の状態像や心情なども十分に考慮して適切に福祉機器・用具を使う。日本ノーリフト協会は公式サイトで、オーストラリアの看護連盟が腰痛防止策として提唱したのが始まりだと解説している。

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ノーリフティングケアで腰痛予防と報酬アップで給料が上がる?

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国の考えとしては、

①職員の体に負担がかからなくなる。

②報酬を出せば会社も潤うから職員の給料も上がる

③福祉用具が売れて活性化する。

④職員の離職率も下がる。

⑤オーストラリアや北欧より高齢化が進んでいる日本が先進的な事をし始めたと評価が上がるかも?

 

位の事を考えているのでしょう…。

 

では一つ一つ本当に有効なのか確認していきましょう。

 

①職員の体に負担がかからなくなる。

そもそもの根本ですね…。

持ち上げない、引きずらないは利用者さんにとっても負担軽減になるし、もしかしたら精神的にも安心できる介護を受けられる可能性があります。

でも職員側は?

職員も今はやりのノーリフティングケアや、国が推奨する福祉用具を使えば確かに

『移乗、移動』

に関わる動作の身体的負担は減るでしょう…。

でも、その代わり

『時間』

が負担としてのしかかります。

私も体が弱く、ノーリフティングケア推奨派ではあるのですが、いかんせん時間がかかります。

適切な位置に車イス、イスをセットし、移乗する。

体位変換時にも滑らせるマットを体の下に潜り込ませる…。

時間とスペース、道具が必要になります。

 

どうしても物理的に移乗できない体格差や、何らかの原因があるのであればノーリフティングケアを利用してのトランスファーになりますが、介護職員は常に時間との闘いです。

朝昼晩の食事。オムツ交換。体位変換。

全入居者のケアに当たる上で、一日どれほどの回数行うかわからない以上、移動業務…。

慣れてくればそうでもないでしょうが、時間がかかる為、

『移乗の身体的負担』

が無くなっても

『時間に追われる精神的負担』

が増します。

良く、テレビやメディアで推奨している

『少ない力で重いものを持てるようになるパワードスーツ。これで介護業界も安心。』

みたいな用具…。

よく見ますよね?

一定の施設さんではすでにあるかもしれないですね…。

実際に毎回使っている施設さんは私の知る限りではほとんどありませんよね?

大概倉庫や押し入れみたいなところに入っています…。

 

介護あるあるではないですか?

 

その理由はなぜか?

答えは簡単。

『装着、脱着に時間がかかるから』

今の最新型はだんだんと改良されてきていますので簡素化はされてきていますが、まず第一に1人で装着できない。

または装着にものすごい時間がかかる…。

これが原因です。

時間がない中で、装着に時間がかかるなら使わない…。

体に負担がかかっても時間が押して、精神的に負担を感じるくらいならつけないでやった方がまし…。

そんなのは当たり前ですよね?

人手不足の介護業務で、業務が遅れる…。

被害を被るのは利用者さん…。

ご飯に起きるのが遅れれば、そのまますべての業務が遅れていきます。

最終的にベッドに戻る時間が遅れ、休める時間が減るのですから…。

ついでに言えば、他の職員からも嫌な顔されちゃいますしね…。

 

機械に頼るには更なる問題が…

 

じゃあ一日中つけていればいいんじゃないの?

私も初めはそう思いました…。

実物を装着するまでは…。

実際つけてみると、

『重い』

『でかい』

『一日中は電源が持たない』

の三重苦でした。

 

まず、想像もしていませんでした。

『めっちゃ重い…』

物を持ち上げたりするときに役立つようにできているだけで、ずっとつけている設定ではないのでしょう…。

めっちゃ重くてしんどいです。

そして、これも想像の範囲外

『デカい』

ちょっとの間でも記録をしようとパソコンに向かおう、機械が重いから少し座ろうと思っても椅子に腰かけられません…。

多くのモデルが背もたれにバッテリーを積んでいるタイプなので邪魔で仕方ありません…。

 

『バッテリーが持たない』

それでも夜勤中などはずっとしょって仕事をしようと決めてもバッテリーが持ちません…。

バッテリーが切れた瞬間からただの自分に課している文字通り『重荷』

です…。

倉庫などにしまったり、押し入れにしまってしまったら、次使う時には充電から始めなければならないので、絶対に使えません…。

もうゴミ同然のあつかいになってしまうのです…。

 

②報酬を出せば会社も潤うから職員の給料も上がる

こちらも

大問題ですよね?

だって、加算が付けば潤うって…。

加算額によりますよね?

福祉用具と呼ばれるものが常に高額…。

簡単には買えないですから…。

加算の算定基準によっては買っても加算が下りない…。

算定額次第ではバカみたいな赤字…。

そんな加算だったら普及はしないでしょう…。

 

③福祉用具が売れて活性化する。

 コレは間違いないでしょう…。

福祉用具の営業さんだって

『モノを売るプロ』

なんですよ…。

『国が進める改革。』

『加算がある。』

『職員の定着もよくなって、人件費が浮く。』

『だらか総合的に見て大きなプラス。』

等々言うでしょう…。

現状よりも売れることは間違いないです。

 

④職員の離職率も下がる。

残念ながら変わらないでしょう…。

たとえ肉体的に大変なのが軽減されても精神的負担が大きいことに気付いた時点で離職してしまうでしょうから、上手く行っても入職と離職の分母が大きくなるだけでしょうね…。

もしかすると、肉体的負担をあまり感じていない人に強要すればただ精神的負担が増すだけなので離職の割合が増えるかもしれません。

実際私が勤めていた会社で機材を導入した際にはかなりの高額商品なので必ず使うよう強要され、うんざりしていた人の割合の方が多かったです。

加算が付くとなれば余計に強要がきつくなり、離職リスクは上がるかもしれません…。

 

⑤オーストラリアや北欧より高齢化が進んでいる日本が先進的な事をし始めたと評価が上がるかも?

これも大きな間違いでしょう…。

北欧で主流となっているターミナルケアは日本にも名前は定着していますが、もう別物と思っていいほど…。

ノーリフティングケアに関しても、利用者主体か、介護者主体かの根本が違っています…。

考え方自体がまるっきり違うので、

『日本先進的に素晴らしい取り組みだなあ』

とはならないでしょう…。

 

ケアマネ介護福祉士的ノーリフティングケアを国が進めることに関して

初めに記しておくと、

私は

『ノーリフティングケア大賛成派』

何故ならこの先、利用者さん自体の体格が縦にも横にも良くなる…。

長いことこの業界で働いている人だったら実感しているのではないでしょうか?

昔の人は小柄な人が多かったですが、今はベットにすら収まらない利用者さんがいらっしゃり、ベッド自体も大型化されてきていますよね?

体への負担は増す一方…。

ただ、今現状で

『介護にも使えるかもしれない』

程度のパワースーツや、人手不足の中で時間を要する介助方法を定着させようとする動きはちょっと現場と国が掲げる理想に乖離が大きい印象です。

やみくもに人を増やせばいいというわけではなく機械化はある程度仕方のないところですが、ベテラン職員が波に乗れないこの状況で、業界の若返りの前に推し進めるのは壊滅を招きかねないと思いますね…。

まあ確かに今の体制維持をしても若返りは図れないのは間違いないのでしょうけれども…。

 

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