ケアマネ介護福祉士のブログ

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見守りセンサー設置で夜勤配置基準緩和 3人夜勤で100人見ろって

見守りセンサー設置で夜勤人数緩和 3人夜勤100人4人で125人

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夜勤の人数が減るの?

 

見守りセンサーやインカムを活用していることなどを要件に、従来型特養の夜間の人員配置基準を緩和してはどうか  。

厚生労働省は9日、来年4月の介護報酬改定に向けた検討を重ねている審議会でそう提案した。

関係者で構成する委員の意見は分かれた。業務の効率化が進むため可能だと容認する声があがった一方で、

「サービスの質が低下する」

「既存の職員の負担が増える」

といった異論も相次いだ。

 

厚労省は今後さらに議論を深めていく構え。

年内には大枠の方針を決定する。

テクノロジの活用とセットで人手を減らすことが現時点で妥当なのか、今後の大きな焦点となりそうだ。

 

夜勤を減らすテクノロジーって何?

 

厚労省の提案は以下の通り。

施設内の全床に見守りセンサーを設置していること、

全ての夜勤職員がインカムなどICTを使用していること、

安全体制を確保していること

の3つが要件だ。

 

夜勤職員はどのくらい減るの?

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1人夜勤で最大25人以下だったのが、30人まで

2人夜勤では60人以下だったのが、75人まで

3人夜勤は80人以下だったのが、100人まで

4人夜勤は100人だったのが125人までになりますね…。

 

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つまり今まで100人を四人でみていた施設は3人夜勤へ

 

60人を3人でみていたところは2人夜勤へ

 

よくある3ユニットの地域密着型特養は定員が29人とかなので、夜勤は1人でオッケーです。

 

 

 

では施設職員の皆さんは自分の施設のベット数に置き換えて計算してみましょう…。

老人保健施設勤務や、従来型の特別養護老人ホーム勤務の方は大体夜勤人数が減るでしょう…。

田舎の地域密着型特別養護老人ホームや、グループホームの方は減らない人もいるかもしれませんね?

 

都心部の複数階建て老人ホームの皆さんは戦々恐々のニュースではないでしょうか?

ではその理由を解説していきましょう…。

 

物理的に無理のある人員削減が行われる可能性があるかも…。

見守りセンサーや夜勤者がインカムをつけて、うまく連携できるところは夜勤人数を減らしてもいいという法案ですね…。

確かに一定の施設では理想的に業務が回ればそれで上手く行かなくもないかな?

と夜勤経験10年以上のケアマネ介護福祉士は思います…。

あくまで、ある極一部の環境が整った一定の施設で、理想的に業務が回る前提ですよ?

 

では環境が整っていない施設とはどんなところか?

 

①複数階建ての施設

いくらインカムで連絡を取り合おうとも、物理的に人がいない所へは飛んでいけません…。

よくあるのが、一階あたり2ユニット18人を一人夜勤する。

それが6ユニットあって、三階建て…。

54人なので新しい基準で行けば2人で夜勤を行う計算…。

つまりマルっと1フロアが職員ゼロです…。

インカムで連絡を取り合おうとも、職員は2人…。

しかも、階段を駆け上がるか駆け降りるかの二択…。

結構きついですよね?

更に、54人のうち、3人同時にコールが鳴る…。

こんなの日常茶飯事…。

 

更に、6ユニットあって、1ユニットから同時にコールが鳴り、対応した場合は残りの5ユニットはすっからかんです…。

介護施設の夜勤経験者ならばあるあるの状況ですよね…。

 

平面の施設と、複数階建ての施設では同じ利用者人数でも文字通り

『高い壁』

がありますので、センサー使おうが何しようが確実に大きな事故は増えます。

ココで問題なのはその自己の責任をだれが負うかですね…。

そのフロアに職員の配置が無かった…。

担当職員は上の階or下の階で、他のご利用者さんを解除していた…。

そんな状況で大けがや、命を落としてしまった場合、今以上に家族さんがなんて言い出すか怖くて想像もしたくないですね…。

 

②電波状況が阻害されやすい施設

これもインカム導入施設の結構あるあるな体験です。

アマチュア無線が盛んなところや、主要道路に近いところは混戦したり、不思議なラジオやノイズが入ったりします…。

私もインカムをつけて仕事をしていた時期がありますが、日曜日は日中夜間共に不思議な通信のやり取りをキャッチします。

近くの片側通行無線を拾った時にはホントに仕事にならなかったので、慌てて施設全体のインカム周波数を変えたこともありました…。

そんな不測の事態に対応できればいいですが、高齢スタッフでは対応は不可能です…。

 

③環境整備にお金をかけたくない施設

 

国から補助金が下りるとはいえ、半額は自己負担です…。

施設全体のインフラ整備や機材調達にはお金がかかります…。

全ベッドに見守りセンサーやインカムを届かせるとなれば、結構な費用が掛かります…。

費用を安くしようとすれば、上手く届かない所が出てきてもおかしくありません…。

特に夜勤は、日中に入らない奥まった倉庫からの物品調達や、在庫計算をする夜勤者も居るでしょう…。

施設全体をインフラ整備するのは思っている以上に大変で費用が掛かります。

 

 

 

ランニングコストを考えられない施設…。

 

環境を整えても恒久的なものではありません…。

特に夜勤人数を減らした場合、夜勤中は見守りセンサーからの反応をキャッチするデバイスを持ち歩く必要があります。

50人ほどの動きを確認できるデバイスとなれば、スマートフォンサイズでは収まらず、タブレットサイズになるでしょう…。

タブレットを持ち歩きながら仕事…。

夜勤者の皆さん…。

想像してみてください…。

まず間違いなく壊しますよね…。

じゃあ怖いから持ち歩かない?

はい…。

利用者さんの事故が起きますよね…。

壊してもある程度仕方ないと思っている施設さんじゃないと夜勤は利用者さんと機械をどちらも大事に大事にしなくちゃいけないストレス地獄の完成です…。

壊してしまうところまである程度ランニングコストに当てはめてほしいですね…。

更にはネットワークの定期的な点検や補修も必要なことをお忘れなく…。

 

④全員が機器を使いこなせる能力があるとは限らない施設…。

残念ですがコレは職員側の問題ですね…。

見守りセンサーといっても千差万別…。

コールマット型やベッドマットタイプ

柵つけタイプ

赤外線タイプやカメラ映像タイプ

近年だと、バイタルを測定して、アラームを鳴らしてくれるタイプと千差万別です…。

従来のベッドマットタイプや柵つけタイプは誤報も多く、

オオカミ少年状態になることも珍しくありません…。

バイタル測定タイプも細かいアラーム設定や、機器を理解しての臥床位置に使えないとコチラも誤報だらけになります…。

また、ネット経由なので、うっかりタブレットWiFiをきってしまったり、本体側のWiFiを切ってしまった…。

ルーターを引っこ抜いてしまった…。

(これ全部実体験です…。私はこれで夜中に呼び出されました…。)

全員がある程度の電子機器に対する予備知識が無いと使えません…。

 

ケアマネ介護福祉士的今後の施設夜勤人数の行方…。

センサーとインカムを導入したところで、しっかりとした体制が取れるハード面が無い施設では難しいと思います…。

でも、機材は半分国からお金が出るし、夜勤人数が減れば経営的にもプラス…。

施設側として、ある程度の夜勤人数が必要な施設さんはやらない手はないでしょう…。

問題はICT活用によって、利用者さんの安全を確保を一番に考えられる施設さんが、夜勤者を減らさない選択肢も用意した中で、慎重に踏み切ってほしいと思います…。

 

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